猫の五感 嗅覚について2017.8.25
猫の嗅覚は、犬ほどではないにせよ、大変優れたものがあり、人間の1万~10万倍の感度を持っていると言われています。
猫は体をいろんなものにこすり付ける習性があります。これは、猫が臭腺(しゅうせん)と呼ばれる臭いを出す器官をもっており、これが額の両側、唇の両側、顎の下、しっぽ、肉球、肛門の両側に存在しており、体をこすり付けて自分の臭いを塗りつけることで、所有権や縄張りを主張しているものと考えられます。
見知らぬ猫同士は互いの匂いを嗅ぎます。猫が鼻と鼻をくっつけるようにクンクンにおいを嗅ぎ合っているのは、「あなたに敵意は抱いていませんよ」という挨拶代わりだと言われています。
「鼻のくっつけあい」に続き、肛門のにおいを嗅ぐしぐさを見せることがあります。犬でも同様の行動が見られますが、これは肛門の両側に存在している臭腺のにおいを嗅ぎ、相手のステータスを確認するために行っています。猫は相手の匂いから、年齢や体調などの細かい情報も知ることができるという能力を持っています。 通常は劣位の猫がお尻を差し出して挨拶が終了します。
また、猫は口蓋の奥にヤコブソン器官と呼ばれる特殊な器官をもっています。「鋤鼻器官」(じょびきかん)とも呼ばれるこの器官は、人間は退化してありませんが、主としてフェロモンと呼ばれる極めて微量な分子成分を感知する働きを持っています。
ネコは、生活の節々を自分の嗅覚で判断しています。
餌の時間になると、餌のある場所までは基本的に視力と嗅覚をもとに移動しています。
犬と同じように嗅覚をもとに餌に毒物などの異変がないのかも判断しています。
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