ペット向け療法食をスマホから定期購入できるサービスが登場2019.10.18
ペットの寿命が伸びるにつれて、体調不良や病気にかかるケースも増えてきます。そうした場合に広く利用されているのがペット向けの「療法食」です。
「療法食」とは、特定の病気や症状に適応するよう栄養バランスを調整したペットフードの一種で、動物医薬品と同様、獣医師の診断に基づき、飼い主に対して推奨・指導管理されています。
しかし、中には飼い主が自分の判断で購入したり、獣医師の指導で始めたものの途中で勝手に止めたりするケースもあるようです。
こうした問題を解決し、療法食を適切に利用できるようにするため、ネスレ日本が今年6月から始めたのが、「ピュリナ プロプラン ベッツサポート」です。
このサービスの大きな特徴は、デジタルを使って診察・推奨・購入を一貫させるプラットフォームであること。
獣医師がペットの診断結果に基づき、栄養素などを考慮したペットフードを専用サイトを通じて飼い主に提示します。
商品は獣医師が指定した場合だけ、飼い主に提供され、スマホなどから専用サイトで注文。最短で注文の翌日には商品が届きます。
また、専用サイトはネスレが管理し、獣医師は飼い主の購入状況を確認できるようになっています。
対象となる療養食(ペットフード)は、「ピュリナ プロプラン ベテリナリーダイエット」と名付けられた製品群。
慢性腎臓病の猫向けにビタミンB群やカリウムを添加した「腎臓ケア」、中鎖脂肪酸を配合した特発性てんかんの犬向け「ニューロケア」、乳酸菌を配合し腸内細菌叢を健康に保つことを目的とした「フォーティ フローラ」など11種類が用意されています。
ネスレといえば、「ネスカフェ」などのコーヒーや「キットカット」などのチョコレートで有名ですが、実はペットフードの大手でもあります。
今回の新しいサービス、新しいビジネスモデルがどのように獣医師やペットオーナーから評価され、広がるのか。注目されます。
※ネスレ日本「ピュリナ プロプラン ベッツサポート」の仕組みと製品ラインナップ
※ネスレ日本 ニュースリリースより
https://www.nestle.co.jp/media/pressreleases/allpressreleases/20190326_corporate
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