日本のペット関連ベンチャー企業(4) ―AIを活用した猫用スマートトイレ、アマゾンでもヒット商品に―2019.10.31
ペット関連サービスのベンチャー企業は、アメリカだけでなく日本でも続々と登場しています。
今回、取り上げるのはAIを活用した猫用のスマートトイレ「toletta2」を開発した神奈川県藤沢市にある株式会社ハチたま(Hachi Tama Inc.)です。
同社は2015年3月の設立。代表取締役の堀宏治氏は、人間向けのヘルスケアシステムを長年手がけてきた経験を生かし、ペットのヘルスケアを実現するべくハチたまを立ち上げたそうです。
同社の主力商品が、猫用のスマートトイレ「toletta(トレッタ)」です。
これは、猫がトイレをしようとゲージに入ると、その様子を撮影するとともに、体重とおしっこの量を自動で測定し、スマートフォンに通知してくれるすぐれもの。しかも、猫が複数の場合でも、AI技術を用いてそれぞれ識別するというのです。
この「猫の顔認証」技術は、首輪やタグをつける必要がなく猫にストレスがかからないように開発された、まさに猫思いの賜物。特許も取得し、大阪商工会議所が主催する「AIビジネス創出アイデアコンテスト」では2018年度の会頭賞を受賞しています。
さらに、今年8月に発売された「toletta2」では、尿量などの変化からAIが健康状態を判定し、オンラインでの獣医師相談やお薦めペットフードの紹介もしてくれるとか。
気になるお値段ですが、「toletta2」はアマゾンで2万6780円( 配送料無料)。
ねこトイレ本体のランキングで1位にもなっています。
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