ペットによる家庭内での製品事故に注意を2020.1.24
室内で飼育されるペットが増えるにつれ、ペットが原因での火災など思わぬ事故が発生しています。
独立行政法人 品評価技術基盤機構(NITE:ナイト)が2017年に公表したデータによると、2012年から2016年までの5年間でペットや小動物、害虫による家庭内での製品事故が全国で78件(ペットの事故26件、小動物や害虫による事故52件)把握され、そのうち約52%、56件が火災になっていたそうです。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2017fy/prs170824.html
*独立行政法人 品評価技術基盤機構ホームページ
例えば、次のようなケースが起こっています。
- 飼い主が不在の時、室内で飼っていた猫がガスコンロのスイッチに触れ、コンロが点火し、コンロと周辺が焼損した。
- 室内で飼っていた猫がファクシミリに尿をかけたため、内部の電気部品でトラッキング(漏電による発火現象)が発生し、ファクシミリと周辺が焼損した。
- 水槽で飼っていた観賞魚が暴れた際にコンセントに水がかかり、火災になった。
- ネズミが冷蔵庫の電源コードをかじって断線させたことでショートし、火災が発生した。
- エアコンの中に侵入したゴキブリが内部の電気部品に接触してトラッキングを起こし、火災が発生した。
こうした事故を防ぐには、ペットを残して出掛ける際は、ペットをケージに入れたり、スイッチが入らないようロックを掛けたり、ガスの元栓を閉める、電気製品はプラグを抜くなどの対策を心がけましょう。
また、バッテリーパック(電池パック)など、ペットがかんだり、落としたりして危険なものは保管場所に配慮しましょう。
そもそも、ガスコンロやIH調理器などの周囲に可燃物を放置しないことも、延焼防止に有効です。
在宅時であっても、冬は特に暖房器具をいろいろ使用するので注意が必要です。
ペットによる家庭内での事故を防ぐことは、飼い主の責任であり、またペットのためでもあります。
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