「招き猫」の歴史(4)2020.5.11
みなさん、「招き猫」はご存じでしょう。片方の前足をあげて座っている形の猫の像です。左手を上げていると客を招き、右手を挙げていると金を招くとされます。
- 海外でも「招き猫」は人気者
「招き猫」は日本の伝統的な縁起物ですが、近年は海外でも知られるようになっています。海外からの旅行者が土産に買って帰ったり、通信販売で海外から注文が入るケースも増えているそうです。
海外では、“lucky cat”や“welcome cat”、あるいはドル硬貨を抱えたものは“dollar cat”と呼ばれたりしています。
また、日本の招き猫は掌を前に向けて「おいでおいで」をしていますが、アメリカでは手の向きが逆で、手の甲を見せて「おいでおいで」をするとか。
ユニークなところでは、高級ガラス製品で有名なBaccarat(バカラ)が、ガラス製の招き猫を販売しているそうです。
https://item.rakuten.co.jp/cliffedge/12092934/?scid=af_pc_link_tbl&sc2id=af_101_0_0
そもそも日本では、「ドラえもん」や「ハローキティ」「ポケモン」などなぜか猫をテーマにした漫画やキャラクターなどの人気者がたくさんあります。
「招き猫」は、そうした日本のサブカル文化の源流といっていいのかもしれません。ベースには猫に対する日本人の感性があることは間違いないでしょう。
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