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ウィズコロナ時代のペットとの関わり方(2)

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飼い主がもし新型コロナに感染すると、症状によって入院したりホテルでの宿泊療養が必要になることがあります。

その場合、独身の人はもちろん、同居する家族がいても同じく感染していたりすると、ペットの面倒を見る人がいなくなってしまいます。

 

そうした場合、知人に預かってもらったり、ペットホテルを利用したりすることが必要になります。

飼い主が新型コロナにかかり、ペットを預けなければならないときに備え、どんなことに注意しておけばいいのでしょうか。

 

第一は、ペットを預かってくれる家族や知人を探し、相談しておくことです。予め了解を得ておくことができれば、安心です。

また、ペットホテルについても預ける際の条件など、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。

 

第二は、ペットを預かってもらう上で必要な情報をノートなどに整理しておくことです。名前や年齢、性別、不妊去勢手術の有無などの基本情報のほか、性格や癖、好き嫌い、かかりつけの動物病院などについてもまとめておくと便利です。

 

第三に、いつも飲ませている薬や療養食などは10日から2週間分ほど用意しておくことです。

厚生労働省の現在の基準では、「発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快から72時間経過」した場合に退院可能となっています。

無症状患者についても、「検体採取日から10日経過」または「検体採取日から6日間経過後、24時間以上の間隔をあけ2回のPCR検査で陰性を確認」の場合に退院可能となっています。

 

もうひとつ、飼い主が新型コロナに感染しているのですから、ペットの預け先との受け渡しには十分、注意が必要です。

例えば、預け先の知人に自宅まで引き取りにきてもらう場合、ペットをケージに入れて玄関先に置いてから訪ねてきてもらうようにするなど、相手との直接の接触を避けるようにします。

預かる側は、預かったペットの体毛にウィルスが付着している可能性があるので、すぐシャンプーします。

 

なお、ペットの預け先が見つからない場合、東京では東京都福祉保健局が専用の相談ダイヤルを設けています。

03-5320-4392(平日 午前10時から午後4時まで)

 

また、ペット保険を扱うアニコム損保の親会社であるアニコムホールディングスでは、コロナ感染者のペットを無償で預かる「#StayAnicom」プロジェクトを行っています。

https://www.anicom.co.jp/release/2020/200410.html

 

こうしたサービスを利用することも考えてみるとよいでしょう。

 

 

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