ペットロスについて(2) ペットロスが増えている背景2020.10.12
愛犬や愛猫を亡くした飼い主が「ペットロス」になってしまうという話をよく聞きます。また、「ペットロス」がひどくなると「ペットロス症候群」に陥ることもあるようです。
そこにはペットと飼い主を取り巻く環境の変化が大きく関係しているようです。
かつて、犬や猫といえば、猟の補助や見張り、ネズミ除けなどとして重宝がられていた時代が長く続いてきました。
しかし、現代になると少子化、核家族化が進む中、犬や猫などのペットを家族として考える人が増えています。
ペットを「コンパニオンアニマル」と呼ぶのもそうした意識の変化の表れといえます。
また、ペットに関わる食事や医療などサービスが拡充、発達したことで、ペットの寿命は伸びつつあります。それだけペットと暮らす時間が増え、愛着や愛情が強くなるといったこともあるでしょう。
「ペットロス」がこれだけ注目されるようになっているというのも、愛犬や愛猫を本当の家族の一員として感じている飼い主が増えてきたからにほかなりません。
ちなみに、2019年の時点で全国では犬が約880万頭、猫が約978万頭、飼われており、単純に飼育世帯率(全世帯数に対する飼育世帯数の割合)を合計すると20%を超えます。
一方、2019年で児童のいる世帯は21.7%なのでほぼ同じです。
「ペットロス」や「ペットロス症候群」は、いつ誰にでも起こりえるものであり、それだけにペットと楽しい時間を過ごす中で、あるいはペットを家庭に迎える前から、意識しておくほうがいいでしょう。
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