ペットの名前のトレンド(6)ペットの名前の由来2021.8.16
愛するペットにこだわりの名前を付けるのは当たり前。ただ、ペットの名前にはトレンドがあります。
今回は、ペットの名前の由来について見ていきます。
みなさん、ペットに名前を付けるとき、どのようにしているのでしょうか。もちろん、人によって様々でしょうし、時代による変化もあるようです。
例えば、10年以上前(2009年)になりますが、アニコム損害保険がペット保険の契約者に対してネット上でペットの名前に関する調査を行いました。
ペットの名前の由来については、「好きな有名人やキャラクターの名前」が最も多く、25.4%と約4分の1を占めました。具体的には、ジャック、レオ、ルーク、キキ、ロビン、ジャスパーなどだそうです。
次に多かったのが、「呼びやすさ(愛称)から」で22.5%。そのほか、「毛色や柄などの特徴から」が12.1%、「願いを込めて」が11.5%で続きます。
https://www.anicom-page.com/hakusho/family/pdf/091221.pdf
なお、この調査では、名前のアイデアを誰が考えたかも聞いています。回答は契約者本人(飼い主)が51.8%と過半数を占めるものの、どのように決めたかについては「家族と話し合って決めた」が50.2%、「発案者が決めた」が41.1%でした。
家族で飼う場合は、家族全員で決めていることが伺えます。
もうひとつ、アイペット損害保険が2017年にペット保険の申込者を対象に、ペットの名前の由来について調査を行いました。
その結果、最も多かったのは「ペットの特徴」で37.7%。全体の3分の1を超えます。
続いて、「有名な人物・アニメキャラクターの名前」が15.2%、「その他」が12.6% などとなっています。
- アイペット損害保険の調査(2017年)における「ペットの名前の由来」(複数回答)https://www.ipet-ins.com/info/10205/
2009年のアニコム損害保険の調査とはまったく別の調査なので単純に比較することはできませんが、大まかな傾向として、10年ほどの間に、有名人やキャラクターの名前からつける割合が下がり、毛色や雰囲気、性格といったペットの特徴を踏まえて名前をつける割合が大幅に上昇しているようです。
このことは、同じ調査でペットの名前を決めたタイミングについての回答からも伺えます。
最も多いのは「出会って一定期間が経ってから」の43.2%であり、ある程度、時間をかけてペットの特徴をつかんでから名前を決めているのではないでしょうか。
・アイペット損害保険の調査(2017年)における「ペットの名前を決めた時期」(単一回答)https://www.ipet-ins.com/info/10205/
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