猫のための音楽2021.10.6
数年前から、ペットのための音楽CDが注目されています。人間のための音楽ではなく、ペットのための音楽って、どんなものなのでしょう。
先鞭をつけたのが、2016年10月にイギリスで発売された「Music for Cats」というアルバム。日本でも2017年2月22日(猫の日)に「ねこのための音楽」というタイトルで発売されました。
収録されているのは次の5曲。
- ロロの空間
- ケイティ・モスのキャットウォーク
- タイガーリリとミミのミャウジカル
- スクーター・ベレのアリア
- サイモン・セッズ
「ねこのための音楽 ~Music For Cats~」
デヴィッド・タイ(Universal Music)
https://www.universal-music.co.jp/musicforcats/release/
このアルバムは、デヴィッド・タイというアメリカの音楽家がつくったもの。長年、ワシントン・ナショナル交響楽団のチェリストや指揮者、作曲家としてクラシックの分野で活動してきた人です。
彼は動物学者と一緒に動物の聴覚を研究し、動物の種によって聴覚や音楽の好みが違うことを発見したそうです。
そしてまず、10年ほど前に猿のための音楽を作曲。実験したところ、人間向け音楽には全く興味示さなかった猿が、彼の曲に反応したというのです(スゴイ!)。
次に彼は猫を対象にし、猫が好きな音やメロディを研究して作曲。すると、人間向けの音楽では全く反応しなかった猫たちが、彼が作った楽曲には77%が好反応を示したといいます。
そして生まれたのが「ねこのための音楽」。
ネット上には、「半信半疑で買ったんだけど、効果は凄かった」「最初は熱心に聞いていて、その後はとても落ち着いてきた」といったコメントが溢れ、多くのメディアも取り上げることに。
その後、「猫のための音楽 Music Cats Love/あなたがいないときのために」といったアルバムが次々に発売されており、猫のヒーリング用やお留守番用のニーズが高いようです。
みなさんも試してみてはいかがでしょうか?
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