犬のための音楽2021.10.15
前回は猫のための音楽アルバムについて取り上げましたが、犬のための音楽アルバムももちろんあります。いくつかご紹介しましょう。
まずは、自律神経のうち副交感神経が刺激され、リラックスするという528Hz(ヘルツ)を含む音楽に焦点を当てたアルバムです。
528Hzを含む音楽に愛犬に聴かせてあげると、心拍数と呼吸数が下がってリラックスし(犬40匹の臨床結果に基づく)、鳴き止んだり、落ち着いて寝始めたりするとか。
犬によっては、飼い主から長時間、離れていると悲しい声で鳴いたり、攻撃的になったりします。長時間、留守にするときなどにこのCDを流しておくと、落ち着いて過ごすことができるようです。
「いぬのやすらぎ~愛の周波数528Hz」
ACOON HIBINO (テイチクエンタテインメント)
次のアルバムも、飼い主が帰宅するまでの愛犬のストレスを音楽で軽減しようというアルバム。脈拍のリズムと同じテンポの音楽を聞くと、ヒーリング効果があると言われており、犬の場合は小型犬で60bpm~120bpm、大型犬で60bpm~80bpmとか(個体差や犬種による違いはあり)。
また、犬の耳は人間の耳に聞こえる周波数よりはるかに上の周波数も聞き取れることから、音の帯域にも考慮しているそうです。
「いいこでおるすばん ペット向けヒーリング・ミュージック」
神津裕之 (日本コロムビア)
さらに次は、南洋の鳥声、心地よい音声、そして犬にしか聞こえないソニック音をミックスしたアルバム。
作曲したアメリカの音楽家ブラッド・ジョゼフは、ピアノの演奏内容によって愛犬たちの行動が変化することに気付き、良い反応のあった音とリズムを織り込んでこのアルバムをつくったそうです。
「犬のための音楽Music Dogs Love/あなたがいないときのために」
ブラッドリー・ジョセフ(salnmusic)
ペットはもはや家族と一緒。メンタルケアのために音楽を利用するというのはとてもよいアイデアですね。
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