柴犬物語(1) 柴犬たちがお出迎えする話題の空港2022.11.24
日本には古来から「日本犬」と呼ばれる固有のワンちゃんたちがいます。国の天然記念物にも7種が昭和初期に指定され、いまも6種(柴犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、甲斐犬、秋田犬)が全国各地で飼われています。
このうち最も多いのが「柴犬」(しばいぬ、しばけん)です。海外でも人気が高く「Shiba Inu」とか「Shiba」と呼ばれているとか。
このシリーズでは、柴犬にまつわる様々なエピソードを取り上げていきます。第1回目は、柴犬たちがお出迎えするイベントで話題の「萩・石見空港」(島根)についてです。
今年6月から月2回のイベントとしてスタート
「萩・石見空港」は島根県の西部、益田市にあるローカル空港です。定期便は羽田との間で1日2便だけという小さな空港ですが、今年6月から毎月、第1・第3土曜日の午前便が到着すると、搭乗客を地元の柴犬たちが出迎えるイベントを行っています。
大阪線は夏季のみ
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/port/airport/hagi_iwami/
実は萩・石見空港のある島根県益田市は、現在国内だけでも数十万頭飼われている柴犬の直系の祖先と言われる石州犬「石」号の出生地なのです。
地元では10年ほど前から「柴犬の聖地」を打ち出した地域起こしに取り組んでおり、今回、空港会社と一緒に知名度アップや利用促進を目指して「柴犬によるお出迎え」イベントを企画しました。
お出迎えに集まるのは地元の柴犬愛好家が集まる「益田柴犬育成会」の柴犬たち。みんな血統書付きの由緒正しい「柴犬」ばかりです。
回を追うごとに話題を集め、テレビや新聞などでも取り上げられています。いまではこのイベントを目的に、自分が飼っている柴犬と一緒に飛行機で訪れる人もいるそうです。
「石」号の生家には石像や記念館があり、「柴犬の里まつり」といった催しも行われています。機会があればぜひ行ってみてはどうでしょうか。
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https://hagi-iwami.com/hpgen/HPB/entries/185.html
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