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猫の五感 味覚について

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キャットフードはかつお節、ツナ、ささみ、チキン、まぐろなど種類が豊富で、味のバリエーションも多彩です。猫の味覚はどれほど敏感なのでしょうか。

猫は基本的に酸味、苦味、塩味の3種類の味しか感じることができないとされています。

甘味に関しては、甘味を感知する機能が舌になく、ほとんど甘味は感じることができません。犬は甘味に反応するセンサーの数が最も多いのに対し、猫は全くないか、あってもごくわずかです。

猫は酸味には敏感なようです。肉の中に豊富に含まれる酸を感じています。「すっぱい」というより「旨み」として感知されている可能性もあります。

苦味にはとても敏感です。特に、腐った肉の中に含まれる特定のアミノ酸を苦いと感じることが知られています。腐ったものを食べることで発症する「ボツリヌス中毒」に関し、猫における自然発症例がない事からみても苦味を検知する能力が高いと思われます。

塩味には鈍感です。猫は、主に捕らえた獲物の肉を食べて進化してきました。獲物の体内には血液を含めた塩分が十分含まれていますので、「肉を食べていれば、塩分が不足することはない」という理由で塩味を感じる能力は低くなったのかもしれません。

日本においてはいまだに「猫は魚が好き」というイメージが若干残っていますが、どうやら欧米においてそのようなイメージはないようです。日本固有のこうしたイメージは、昔の日本において、肉より魚を食する事が多く、
余った食材を頻繁に猫に与えていたために生じたものと思われます。

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