犬の五感 触覚について2017.12.26
犬の触覚(しょっかく)は五感の中で最も早熟です。
生後間もない子犬は目も見えず鼻もそれほどよくありませんが、触覚に対応する脳の部位だけは既に成熟している状態と言われています。
犬の触覚は2つの要素から成り立っています。
1つ目は、接触受容体です。
これは、皮膚の表面付近にあり「皮膚が何かに軽く触れたり捻れたり
伸びたりした」時に反応して脳へ電気信号を送ります。
2つ目は、圧迫受容体です。
これは、皮膚の深い部分にあり「体にどのような圧力がどのくらいの力で
加わっているのか」を感知します。
犬は飼い主になでられるのが大好きです。
犬はやさしく体をなでられると安心と、精神的な落ち着きを感じます。
母犬も子犬をなめてあげます。人間がやさしくなでてあげるのも同じ感覚でしょう。
子犬の頃にふれあうことで精神的発達の重要な役割を果たします。
犬の触覚で得に敏感な部分はひげや眉毛の感覚毛と呼ばれる毛です。
なでられるのが好きな犬ですが、すべての場所をさわられる事が心地よいというわけではありません。
さわられるのが苦手な部分は体の先端部です。
「鼻先」「前足の先端」「尻尾の先端」は特に嫌います。
外敵に襲われた時にケガをしやすいために過敏に反応します。
この部分は子犬の頃から徐々に慣れさせていくのがよいでしょう。
信頼関係ができれば安心してさわらせてくれるようになります。
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