著名人とペットたち(1) 大谷翔平とデコピン2023.12.15
歌手や俳優、スポーツ選手など著名人にはペット愛好家が数多くいます。そうした著名人とペットたちを紹介します。まずは、アメリカMBLで活躍中の大谷翔平選手と愛犬のデコピンです。
大谷選手といえば最近、ロサンゼルスを本拠地とするドジャーズと10年間で約7億ドル、日本円で1000億円を超える超弩級の契約を結び世界中を驚かせました。
そんな大谷選手、2023年度のMVPを満票で受賞し、11月17日(日本時間)にオンラインでインタビューに応じた際には、隣にいた“愛犬”にも注目が集まりました。
最近まで、この犬が本当に大谷選手の愛犬かどうか、名前もいろいろ噂はありましたが、分かっていませんでした。
それが12月15日(同)、ドジャースの入団会見で記者の質問に答える中で明らかになったのです。
その名は「デコピン」。
うーん、どう反応したらいいのかちょっと戸惑いながら、でもなんだか可愛いなと感じた人が多かったのではないでしょうか。
デコピンは、大きさや耳の形などから、コーイケルホンディエという狩猟犬だと推測されています。
コーイケルホンディエは16世紀頃にオランダで生まれ、カモ猟で利用されていました。狩猟犬とはいえ獲物を追いかけたり掴まえたりするのではなく、ふさふさした尻尾をオトリにして獲物をおびき出す役目をしていたといいます。
大きさ(体高)は40㎝ほどで小型犬と中型犬の中間くらい。手足が長く、細身の体と長い毛を持ちます。性格は狩猟犬でありながら陽気でおだやか、無駄吠えもあまりないとされます。
https://inunavi.plan-b.co.jp/news/kooikerhondje/
コーイケルホンディエはオランダでは昔から人気のある犬種でしたが、第二次世界大戦中には25頭まで減ってしまい、そこから徐々に復活。犬種登録されたのは1971年と比較的新しく、世界的に珍しい犬です。
日本に入ってきたのも30年ほど前からのことで、現在、国内で登録されているのは150頭ほどしかいないようです。
ちなみに、大谷選手は小さい頃から犬が大好きでした。小学校1年生から15年間一緒に過ごしたのがゴールデンレトリバーの「エース」。
大谷選手は3兄弟の末っ子で、エースを弟のようにかわいがっており、日本ハム時代の背番号11はエースの誕生日である11月11日にちなむのではないかという説もあります。
来期、大谷選手のドジャースでの活躍を願うとともに、デコピンのサポート力にも期待したいと思います。
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