ペット関連の注目スタートアップ企業(3)―地元の信頼できる獣医師が自宅へ往診2019.3.19
ペット市場は日本のみならず、世界市場で拡大しています。そこには当然、様々なビジネスチャンスがあり、多くのスタートアップ企業が参入しています。
今回、取り上げるのはペットケアの分野。
大切なペットに何かあれば、動物病院に駆け込むということは珍しくありません。しかし、実際には自宅で治せる軽い症状も多いと言われます。
そこでアメリカ西海岸で創業したのがオンデマンドの獣医師派遣サービス「Vetted(ベテッド)」です。
https://vettedpetcare.com/
同社は毎日午前8時から夜8時までの間、必要なときに登録している地元の獣医師を自宅に呼ぶことができるサービスを提供しています。
獣医師はペットの一般的な診察、治療に必要な器具を持参し、耳、鼻、喉、歯、目、腹部、心臓、肺をチェック。必要に応じて追加の診察を提案したりもします。ただし、緊急手術や麻酔が必要な処置は行いません。
料金は一律99ドル(約1万円)から。前もって金額が提示され、後から追加料金が発生するということはありません。また、定額制プランも用意されています。
同社はもともとロサンゼルス周辺で事業展開していましたが、2017年8月に330万ドル(約3.6億円)の資金調達を実施。同業他社の買収などで急速に事業エリアを拡大しています。
日本でも最近、往診サービスを行う動物病院が増えてきていますが、病院ごとの対応が一般的。同社のようにネットワーク化されている点がアメリカらしいといえるでしょう。
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