日本のペット関連ベンチャー企業(2) ―愛猫用のこだわりグッズを企画開発2019.5.10
ペット関連サービスのベンチャー企業は、アメリカだけでなく日本でも続々と登場しています。
猫の健康をサポートする商品を企画・販売しているのが2013年設立の株式会社RINN(東京)です。社名は創業者の愛猫の首輪に付いていた鈴の音からとか。
同社は猫目線を貫く、「キャット・ファースト」をスローガンに掲げ、洗練されたデザインと高度な技術を融合し、猫の役に立つプロダクトを生み出しています。
基本的に自社では開発とデザイン、設計を行い、製造は外部に委託するいわゆるファブレス企業です。
https://rinn.co.jp/
同社の代表商品が「PETLY」。タイマーをセットすると、決めた時間に決められた量のドライフードが自動的に出てくる、猫や小型犬用の自動給餌器です。
タンク容量は2ℓあり、最大1㎏のドライフードをストックできます。動力源は電池なので場所を選ばず、単1電池4本で約半年持ちます。
白を基調に丸みを帯びたシンプルなデザインは、インテリアにもマッチしそう。価格は3万5900円(税別)です。
猫はもともと完全な肉食で、獲物を捕まえてもすぐに全て食べず、分割して食べる習性があります。そのため、1日何回かに分けて少しずつ餌をやることは、猫の健康管理にも良いとされます。飼い主が留守でも自動的に給餌できるという点で、すぐれものといえるでしょう。
同社は他にも、猫用のユニークなプロダクツを企画・販売しています。
「NEKO」は、猫が透けて見える美しいキャット・ツリーです。“猫のための近代建築”をコンセプトに、大理石や国産広葉樹、デンマーク産の生地を贅沢にあしらい、飛騨の匠によってつくられます。年間22台の限定生産で価格は100万円(税抜)とのこと。
また、猫用水飲み器「IZUMI」は、徳島県の伝統工芸品として知られる大谷焼の里の中でも最も古い130年以上の歴史を持つ窯元とのコラボレーション商品。獣医師が監修した飲みやすい高さとシンプルなデザインが特徴です。
専用の桐箱に入れられて出荷され、価格は6800円(税抜き)です。
さらに、同社は2019年3月、カリモク家具とのコラボレーションで、猫用木製家具ブランド「KARIMOKU CAT」を発表しました。
第1弾商品の「カリモクキャットツリー」は3万9800円(税別)。こちらはお手頃価格です。
https://karimoku-cat.jp/ja/
猫好きの人には気になるブランドになるのではないでしょうか。
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